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2005年06月28日

トヨタ IRLから撤退

既に公知の事実のように語られていましたが、来年限りでの撤退が正式に発表されたようです。 最近IRLとCCWSの統合の話が一挙に進んだ裏には、この話があったのだと思われます。 ホンダも一社供給になって競争の無いレースには興味が無いようですし、昨年一旦は誘いを断ったIRL側も譲歩せざるを得なくなったのでしょう。

さて、トヨタはこれで更にNASCARへ接近し、クラフツマン・トラックシリーズからネクステルカップへの道を進むことになるんでしょうね。 営業的にもその方が良いでしょう。
そしてアメリカのオープンホイールレースにとっても、複数以上のエンジンメーカー間の争いが見れなくなる代わりに、念願の統合への道が開ければ… 結果OKってところじゃないでしょうか。 トヨタとホンダがいかにアメリカに浸透した自動車メーカーであろうとも、日本企業であることには変わりなく、今期限りでのシボレー撤退により自国メーカーが参加していない状況はやはり違和感がありますし、このままでは衰退への道しか無いように思われますから。

イルモアの動き(F1部門はメルセデスの完全子会社化し、アメリカ方面はペンスキーなどの資本で独立)もこれらに呼応した動きなのでしょね。 あとはコスワースの動き次第かな?

投稿者 fuji73 : 2005年06月28日 22:33

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